秋田の旅   1                2008. 10. 3.〜4
JR田沢湖駅下車、角館方面に車で30分。人里を離れ、車一台がやっと通れる
山道をしばらく登ると、そこは夏瀬温泉 一軒宿の「都わすれ」が見えてきます。
街のにぎわいを逃れてしばし都をわすれてゆったりと過ごして戴きたいと、その名がつけられました。
長い軒下の先は玄関。 木のぬくもりを感じる宿の客室は僅か9部屋。クラブラウンジに通され先ず、一服のお茶で持て成しを受ける。 
クラブラウンジには、ル・コルビュジェ&シャルロット・ペリアンデザインのシェーズロングが置いてあります。
ランプをが燈されて、山小屋を思わせる広くゆったりした露天風呂は山桜の咲く頃が一番と聞く。
   
田沢湖抱返り県立自然公園
回願(みかえり)の滝は有名。紅葉の抱返り渓谷も見事でしょうね。今回、紅葉には早かったです。
標高355mの寒風山は休火山。山頂の回転展望台からは東に八郎潟千拓地、南北に日本海、さらに
海の向こうに鳥海山が見える。西に真山、本山の連峰、入道崎と男鹿半島の全域を見渡せる。
男鹿半島八望台からは日本海を一望出来、戸賀湾と手前の火山湖(マール)草原ではコスモスが見頃でした。
男鹿水族館では珍しい魚や、珊瑚、可愛いクラゲの泳ぎに感激し、ペンギンの泳ぎの速いのにびっくりです。
北極熊豪太君は閉館チャイムが鳴った途端すごすごと自分の部屋に帰り一日の勤めが分かっているようだ。
男鹿半島の西岸 戸賀湾を見下ろす高台に建つ海と入陽の宿「ホテル亭水」
真っ赤な太陽が水平線にゆっくり沈む時、ジュウーと焼ける音を出して消えるんだよと、ガイドの
冗談が可笑しかった。でも本当にそうなるのではと思う程、夕陽が雄大な日本海を赤々と染めていた。
「焼き石料理」「地元料理」に舌鼓。秋田なまりのお姉さんの話は都会の友人には外国語に聞こえる。